桃が好き

はてダからの移行をとうとう決行したのだ

おこからのプレゼント

仕事から帰って、夕食を済ませたら同じ部屋にいたお子からいきなりLINEでメッセージが届いて、ん?と思って見てみたら5分弱の動画だった。

 

再生をしたら、昨年の9月に自分が動けなくなってから今日までの出来事を写真や動画をまとめて振り返る内容で、私と2人であちこち出掛けたことや、受験、卒業、入学と必死で駆け抜けてきた日々が綴られていて、最後に私への誕生日メッセージが書かれてて、もう泣かずにはいられなかった。

お子も色んなことを乗り越えて強く逞しく成長してるんだなぁとか、自分で思い起こすことが出来るようになったんだなぁとか、本当に毎日必死でもがいて戦ってきたなぁとか…

もうすぐあの日から1年が経とうとしてる。あっという間だなぁ。昨年の誕生日の頃はまさかこんなにも怒涛の1年が待ち受けているとは思いもしなかったなぁ。

今度の1年はどんなでしょ?

40代最後の1年だし、締めくくりらしい1年になるように精進しますよ。

 

 

仮想お兄ちゃん

小さい頃は妹や弟が欲しいと言っていたお子ですが、ここ数年はお兄ちゃんが欲しかったと思い出したように呟いていました。

妹弟も無理ですが、お兄ちゃんはどうやっても無理なので、お母さんもそうだったわぁとかなんとか言って聞き流しています。

 

このところ部活も忙しい時期になり、学校祭もあったりで、しんどいながらも通常営業風に登校し続けたお子ですが、そのお陰で部活の先輩との距離もずいぶん縮まって、ますます楽しくて仕方のない様子です。高校の部活、中学の時とは違って男の先輩が多いそうなんです。

先輩同士のやりとりを見ていたり、会話に参加していじられたり、勉強を教えてもらったりがいちいち新鮮らしくて、どうやらお兄ちゃんがいるとこんな感じ?という雰囲気を味わっている模様。

帰宅後もLINEでお喋りしたりしているようで、今度は一緒にカラオケに行くことになったんだとか。

 

年齢的なことを考えると、心配もなくはないのですが、グループ行動だと申告なので(笑)しばらくは楽しそうな様子を見守ることにしました。

私は私で、お子と仲良しのクラスメイトの可愛い男の子にすっかり夢中で、そんなことも楽しめるようになってきたことが嬉しい夏の始まりです。

父の力

家人のことです。
私から見ると、多少?かなり?強引だし、よく分からない独自の理論をぶち上げてそれってどうなの?とか、1度にあれもこれもは無理なんじゃ…と心配になることもあるのですが、今のお子にはそれが必要なのかもしれません。
ついつい私は無理はさせないようにとか、守りたい気持ちが先に立ってしまうのですが、失敗しても、途中で挫けても、そこまではやらせてみる、少し強引でもそのように仕向けてチャレンジさせてみるその勇気は、男親の家人ならではなのかもと思うのです。
なかなか体調が万全にならず、登校も難しくなっていたお子が、昨日は家人と約束して遅刻ながらも自力で登下校しました。
朝はまだふらふらしていて、目も虚ろな感じだったので、せめて行きだけでも車で送りたいと家人に話したのですが、本人が行くと言っているのだから自力で行かせるようにと言われてしまいました。
学校でもかなりぼ〜っとしていたようですが、ヘトヘトながらなんとか自力で帰宅しました。
そして今日も部活の大会に朝から出かけて行きました。
昨日だったでしょうか。
作家の宮下奈都さんが、テレビで子育てについて語っていて、失敗する機会を奪っちゃいけないと話していました。
お子が小さい時は、そんなことも考えていたはずが、お子が今の状態になってからは、ついつい過剰に手を貸してしまっていたのかもしれません。
時に父の力で背中をグッと押してやることが必要なんだと改めて感じた出来事でした。
とはいえ、手を離すタイミングや勇気を振り絞るのは難しいです。
まず自分が冷静に客観的な判断ができなくちゃダメですよね…。

今日のつれづれ

昨日、お子の担任の先生から電話があって、お子の様子について少し話をした。

単位や今日から始まる中間テストのことなど、本人も話をして少し心配も解消されたかなぁと期待したけど、今朝、支度は整えたもののやっぱり登校は難しかった。


欠席の連絡をしたら、対応してくれた先生に…「失礼ですが、原因は心因的なものですか?焦らせなくていいですよ。ここで無理をするのは逆効果です。期末テストの時に考慮することも可能なんですよ。後で担任に電話をさせるのでゆっくり最善の方法を考えましょう。縁あって入学したのですから、お母さんも大変だと思いますが、一緒に良い方法を考えましょう。」と言われて、思わず涙ぐんでしまった。

このところ欠席連絡をする度に対応してくれていた先生で、正直素っ気なくて冷たい印象を持っていたのに。

先生の顔もまだよく分からなくて、学校にどこまで頼れるのかの加減が掴めずにいた私にとって、本当に心強い言葉だった。

なんとか力を貸してもらいながら良い方向に進めたらいいなぁ。

今日のつれづれ

お子に関するちょっと重たい内容です。

めんどくさい話なので読むことはオススメしません。

自分の吐き出しの為に書いちゃいました。

 

先週から胸がムカムカすると訴えることが多くなったお子。

学校をお休みしたり、行っても授業中具合が悪くなったと帰宅するなり泣き出したりな日が続いて、今週は丸々お休みしています。

 

昨年秋以来診察をしてもらっている担当医に診てもらったり、念のためと消化器内科で検査をしてもらったりもしましたが、進展せず。

取り敢えず体は問題ないと言うことが分かったのでそこは一安心と自分に言い聞かせています。

 

なかなか難しいなぁ。

 

学校に行くという行為自体が負担なら、親としては学校は退学しても良いと思っているのですが、本人はそれは嫌で、でもいざ登校となると様々な不安を寄せ集めて登校できないと訴えます。

もともと真面目な子で頑固者。

小さい頃は誰にでも話しかけてパッとお友達を作っては勝手に遊びに行ったり、スーパーに買い物に行っても1人であちこち歩き回って見失うこともしばしば…という親はいなくても平気な子でした。

それがいつからか心配性になり、人見知りになり、1人が好きな子になっていきました。

自分のキャパを超えていろんなことを引き受けてはいっぱいいっぱいになることも多くなって、学校から帰宅すると全てのエネルギーを使い果たして抜け殻のような日が増えました。

キャンプに行ったり、自宅で家族で会話する時間に、少しでも楽になるようにと話してはみたものの何せ頑固者で…。

 

それでもテニスのスクールや部活で発散しバランスを取っていたのが、忙しくなりテニスを辞め、中3で部活を引退し、バランスが崩れてしまったところに、受験のストレスが加わって動けなくなってしまったのが昨年の9月です。

 

少しずつ体調を整えて、意識や周囲との関わり方のヒントを色んな角度からアドバイスをしてもらい、本人も頑張ってきたなぁと思うのです。事実、本当にたくさんのことが改善されたと感じていました。

でも、波はあるのですよねぇ。

大波小波。

 

今は大波なのかも知れません。

本人はもちろん、親の私も昨年の秋には戻りたくないと切に願っているのですが、どうしようもなく八方塞がりで、とてつもない閉塞感に襲われる時があります。

 

焦りは禁物。

 

焦りは禁物。

焦りたくはないのですが、周りの事情はそれを許してくれないことが多くて、社会との関わりを1つ1つ切り落としていくしか、お子を守る方法はないのかと途方にくれます。

 

学校はどうしよう。

私の仕事はどうしよう。

いずれ決断を迫られるタイミングが来ることに目を背けたくなる気持ちと戦いながら、何より毎朝今日はどうだろうとお子の様子を伺う緊張に押しつぶされないように食いしばりながら、それでもお子にとっての最善が何かの手探りを続ける今日この頃。

 

どこか旅行にでも行こうかなぁと突拍子もないことを考えたりして(苦笑)

今日のつれづれ

2〜3日前の急激な暑さも一段落ついて今日はこちららしい心地の良い風が吹くお天気です。

 

さて、近頃のお子ですが、時折疲れ果てて休むことはあるものの、なんとかボチボチ通学を続けられています。

中学3年の後半はほとんど学校に行けなかったことを思えば、格段の進歩ですよね〜。

ほぼ毎日7時間の通常授業に加えて、自習補習が2時間弱あったり、新聞部の部活にも少しだけではあるものの毎日顔を出したり、疲れないわけがないという日々なのですが、よく頑張っているなぁと思います。

クラスメイトとも一段と仲良くなれてきたようで、楽しそうなエピソードも毎日色々と聞けていてホッとしています。

 

とは言え、義務教育とは違うので、お休みの回数が嵩むと単位の心配もあるし、朝は自力での登校が難しくて、近頃は私が出勤前に車で学校まで送っていく日が続いているので、その分私が仕事に遅刻することになってしまったり等、不安要素も依然としてある状態です。

先日、職場で上司との面談があって、部署としては状況も十分理解しているので、できる限りサポートしたいと思っているけれど、これ以上休みや遅刻が続くと、人事から契約の更新が難しいといわれる可能性があると言われてしまいました。

まぁ、想定内ですけど…。

一応、家族に報告して、車での送迎は続けられるけれど、遅刻せずに出勤出来るように協力して欲しいと伝えたのですが、なんだか本末転倒な気もするのですよねぇ。

お子の為ではなく、私の仕事の継続の為に、お子に無理をさせるのって…

でも、仕事を辞めてしまうのは経済的に問題もあるし…

冬のことを考えると、いずれは自力で登校してほしい希望もあるけど…

などなど、考えれば考えるほど何が最善なのか分からなくなります。

ストレスなのか時折自分の心身の状態にも異変が出るときもあって、難しさを感じる今日この頃です。

 

でも、腹をくくらなくちゃなぁ。

年齢的にも、求職活動は難しいとは思うのですが、お子に負担をかけずに、フォローしつつできる仕事もあるんじゃないかな、今の仕事に固執せずに新しい環境にチャレンジした方が楽しいんじゃないかな…なんて思ったり。

 

さて、どうなることやら…ではありますが、

1つ1つ大切なことは何かを見失わないようにいこうと誓う5月の朝です。

セカイノジイヤ

小栗さんたちのような若手の俳優と楽しそう話している様子を見るのが好きだった。

小栗さんが蜷川じいやと呼んでいたり、本当にどちらも楽しそうで、対等そうに見えたのは、お互いにリスペクトだったり愛だったりがあるからだなぁと感じて、次は誰を舞台の虜にするんだろうと勝手にワクワクしていた。

遠征が必要だから数はなかなか観られなかったけど、この秋にはまた小栗さんたちの舞台が予定されていたと知って、小栗さんの落胆を思ったらまた切なくなる。

まだまだ観たかったなぁ。

昨年末、自身のことを題材にした舞台が体調不良のために延期になったとニュースで知って、どんなにか悔しく思っているだろう、でも復帰をしてくれるに決まっている、きっと病室にも台本が沢山なんだろうなと想像していた。

どんなにエネルギーや情熱があっても、寿命はあるのだなぁ。

本当に残念です。


心から蜷川さんのご冥福をお祈りいたします。