桃が好き

はてダからの移行をとうとう決行したのだ

早すぎる

それでも、生きてゆく #10》


何が起こるか分からないドラマだから、洋貴が双葉に追いついて、お互いの気持ちを理解しあえてから文哉のもとへ行けて本当に良かったと心底思った。双葉が一人で全てを背負うハメにはならないだろうと思いつつも、ちょっとビクビクしていたから。
全てのことを考えたら、文哉を助けなければ良かったと言った双葉の気持ちはとてもよく解る。でも、助けてしまった洋貴の気持ちも、プールから引き揚げられた文哉に向かって泣き叫ぶ双葉の気持ちも、これもまた解るよね。なのに文哉にはやっぱりその気持ちは伝わらなかったな・・・。完全に文哉の心は壊れて閉ざされてしまっているということなのか。
娘の延命拒否書面にサインする被害者の父と、それを目をそらさずに見ろと言われた加害者の父。
ずっと被害者の母を恨み続けていたと告白した加害者の母と、それを聞いてホッとしたと言った被害者の母。
警察署で自首しようとした文哉に悔しい思いの丈をぶつけた双葉が、どうか少しでも前へ続く道へ歩いて行けるようにと願うのと同時に、それぞれの家族が納得できる終着点をみつけられるようにと願うけれど、それは叶うだろうか。
来週が最終回なんて早すぎる。