桃が好き

はてダからの移行をとうとう決行したのだ

習い事へのスタンス

今期からお子のテニススクールの指導方針が変わった。
テニス連盟の推奨する方式を取り入れたってことなのだけど、明らかに今までと比べてレベルが下がった内容になっていると感じる。
子供の成長に合わせて、故障などを防ぐために考慮されたものらしくて、ボールも年齢別に軟らかさや弾み方も全然違うものを使うことになったのだが、いいのだ。それはそれで納得ができる。
でも、その結果再編されたクラスで、お子と同じクラスになったのがこの春からテニスを始めたばかりの中学生ってどうなのだろう。
ラケットの振り方も知らなければ、当然思うようにボールをラケットに当てることもできない。初心者なのだから仕方がない。仕方がないけど、もう3年以上も習ってきている子と一緒ってのはどうなのだろう。
当然初心者の割合が多いから、レベルもそっち寄りになるので、お子はポケ〜ッと待っていることが多くなる。時間も長くなって月謝も上がったのにそんな内容で今一つ納得できないまま2か月が終わろうとしている。
お子のレベルが文句なく、その上のクラスに行けるほどならばそれが一番なのだけれど、残念ながらそうではないところが辛いところ。
ただ、せめて同レベルか願わくば少し上のレベルの子供たちと一緒に練習できればと思ってしまうのだ。
お子のクラスのコーチは選手も育てるそのスクールの中でもトップクラスのコーチなのだけど、だからこそテニスは試合をしてこそで、誰もが本来は選手を目指して頑張るべきという思いを持っているのもそこかしこに感じられる。
それは尤もだ。
でも、お子のようにテニスは大好きだけど、選手を目指すほど才能は無い。無いけど無いなりに上達はしたいのだという子供はどうすればいいのだろう。
選手養成のクラスに入って試合に出ることを目指すのはちょっと違う。だからと言って上達できないクラスにいてタラタラとした時間を過ごすのも嫌なのだ。
どんなことも今までものと変わると、それに馴染むまでは違和感を感じるものだ。でも我慢するのもちょっと違うと思うのは間違っているだろうか。
難しいところだな。
2か月ごとに一区切りのクラスは来月からまた新しい期が始まる。
只今、同じレベルの別のクラスを振替で受講しながら情報収集中。
コーチを替えるのは勇気がいるけれど、思い切って来月から別のクラスに変更しようかと目論んでいる。

習い事へのスタンスって、本当に難しいものだ。