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桃が好き

はてダからの移行をとうとう決行したのだ

卒業

火曜日、お子が小学校を卒業した。
前日は午後から半休を取って、他の役員さんと最後の準備なんかで学校にも行ったのだけど、先生や子供達からも緊張感が伝わってきて「あ〜、いよいよだ」と気が引き締まる。
当日、お子を送り出して自分も準備。あれこれ動き回るので、黒のワンピースにコサージュとちょっとのアクセサリーだけの装い。記念品の類を持って家人に学校まで送ってもらい、家人が駐車場へ車を移動している間に私は控室へ荷物を運びこんで他の役員さんと最終の打ち合わせ。
合間に子供たちがリハーサルで会場に移動して空になった教室を覗くと、黒板には先生が書いたひとり1行ずつの子供たち全員へのメッセージが!早くも涙腺決壊の危機。
本番、意外にも結構泣かずに進行した式だけれど、全校の子供たちの歌を聞いてジワジワ、最後に退場する子供たちのなかで一番体の大きな男の子のしゃくりあげて泣く姿をみてとうとう決壊。涙をダラダラ流したままのビデオ撮影とあいなる。
式後、記念品贈呈の為に子供たちのいる教室へ移動。式の間、どの子もずっと堪えていたそれぞれの思いを最後に語りながら、卒業や仲間との別れの寂しさに泣いていて、それを温かく見守りながら聴く先生も泣いていて、涙涙の卒業式の締めくくり。
学級代表の子供たちから先生へ花束と記念品、寄せ書きをプレゼントして、最後に先生を囲んで記念撮影をしてイベントは終了。お子たちは全学年の子供たちに見送られて巣立っていった。
私は最後の一仕事。職員室へお邪魔して卒業のお礼のご挨拶。
教頭先生がタイミングを見計らって声を掛けてくださったので、他の役員さん4人で職員室へ向かうと、そこには勢ぞろいした先生教職員の皆さんが1列にずらりと整列して待ちかまえていて、思わず入室を躊躇する。促されて爆発しそうな心臓を抑えながら中央へ進み、用意していた挨拶も全て頭から吹っ飛んだ状態のまま何かをしゃべってきた。何を?忘れた!
後から一緒にいた役員さんに、素晴らしい挨拶だったよと慰めてもらうも、予想のはるか上を行くシチュエーションに確実に寿命が10年は縮まったはずだ。
まぁ、なにはともあれ卒業式は終了だ。
ランチを済ませてから帰宅して、しばし休憩。ついついソファーでウトウトしてしまい、気が付けば謝恩会準備で出発する時間が迫っていた。慌てて着替えてから荷物をまとめて出発。スライド上映に使う我が家のノートPCも持参の為、荷物が殊の外重い。う〜。
会場はこじんまりしていていい雰囲気。多少のトラブルはあったものの、終始和やかな空気の中会は進行して一安心。1〜2年時の担任の先生にお願いして編集してもらった入学当時の様子のスライドは大好評だし、ビンゴ大会では1位2位を先生が独占したりと、なんとも幹事冥利に尽きる結果だったし、よしよし!
かくして2次会も終えてみると時間は23時半を回っていた。
はぁ〜。づがれだ〜。
帰宅する先生と、3次会でカラオケへ行くというメンバーを見送ってから、自分もタクシーに乗り込んで帰宅。
なんとかシャワーを浴びてベッドに倒れ込む。
終わったぁああ〜。


先日、1〜2年時の担任の先生ととある会でご一緒する機会があり、小学校の始まりと締めくくりを仕切っていただきありがとうございますというお言葉をいただいた。そうなのだ、1年の時にも学年代表を引き受け、それは早い内に責任を果しておこうという打算的なものだったのだけど、結局その目論見は外れて6年の最も内容の濃い1年も同じ役職を引き受けることになってしまった。でも、そのどちらも終わってみれば、やってよかったという思いに尽きる。お子の近くで、その6年間のスタートとゴールを見守り堪能することができたし、多くの父兄や先生と関わり小学校のPTAをそこそこ満喫できたのだから幸せなことだった。
一人っ子の母である私は、母としての全ての体験を1回きりしか経験出来ない。そのことはお子が一人っ子になると確信する前後から意識していて、だからこそその1回きりの経験を思いっきり堪能しようと心に決めていた。とはいえ、忙しさや体力の衰えからついつい逃げ腰になることもままあったのだけれど、今回のような機会のお陰で、また積極的であるべきと気持ちを改めることができた。
母業はもちろん大いに大変ではあるけれど、それにも増して楽しく幸せだ。これからもその楽しさも、幸せもちょっとも取りこぼさないようにしなくちゃと欲張らずにはいられない。

お子よ、卒業おめでとう。