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桃が好き

はてダからの移行をとうとう決行したのだ

至福の時

昨日のソプラノリサイタル。
中丸三千繪さんが数年ぶりにこちらでリサイタルを開くと知って、すぐさまチケットを手配。お子の入学祝いに託つけて二人で行ってきたのだ。
かれこれ20年ほど前、丁度中丸さんがイタリアに渡って暫くしてくらいの頃、出張の帰りの機内誌で特集記事を読んだのが最初の出会い。その単身イタリアに渡り数々のコンクールで優勝後活躍するキラキラした姿と「スカラがあるからよ」というタイトルがやけに印象に残っていたのだけど、それから間も無く、なんと既に世界のディーバとなっていたにも関わらず、こちらのとある大学の講堂ホールでリサイタルを開くと聞いて、直ぐにチケットをとって聴きに行った。歌声はもちろん言うまでもなく素晴らしかったのだけど、音響も良くなければ、空調などの設備も良くない会場で、それを気にした中丸さんが歌の合間に自ら観客に尋ねてはその都度舞台からはけてスタッフに確認をしに行くなんてことが度々あって、その人柄にすっかり魅了されてしまった。
その後も、コンサートホールでのリサイタルを家人や両親と共に聴きに行ったりもしたのだけど、毎回そのチャーミングな人柄とサービス精神は変わらない。
久しぶりの今回も歌声は20年前のそれとは張りなどが違ったりもするのだけど、円熟の円やかさが加わって後半になるほどますます伸びやかで艶やか。
私はずっと聴きたかったオンブラマイフや私のお父さんを間近に聴けただけでも感激でついほろりとなっちゃったんだけど、リハーサルにもなかったらしい客席へ降りてきて歩き回りながら歌声を聴かせてくれたりなんかもあって、会場は大いに驚きと歓声に包まれていた。
プログラムの後半は真骨頂のオペラの名曲をセリフも交えた熱演で聴かせてくれて、初めてのお子も圧倒されていた模様。
帰りに寄ったお店で夕食を食べながら「すごかったね!楽しかったね!」と連発していて、最近になってゴルフを始め、もともと趣味のスキーと共に楽しめる北海道に近々移住するつもりだと言う中丸さんの話を思い出しては、「本当かな〜。そうなったら何回も聴けるのかな〜。」と尋ねていた。
そうなったら幸せだよね。そしてそんなに喜んでくれて誘ったお母さんも嬉しい!
帰宅後、女衆の居ぬ間にテニス三昧でヘロヘロになっていた家人に二人大興奮のまま感想を話し尽くして、それから中丸さんに始まり、何故か続いてドリ、スピッツと遷移しながらCDをかけては一緒に歌いまくるというご近所迷惑な一日の締めくくり。
また近いうちにこんな至福のひと時が訪れることを心から願って眠りにつきましたとさ。