桃が好き

はてダからの移行をとうとう決行したのだ

父の力

家人のことです。
私から見ると、多少?かなり?強引だし、よく分からない独自の理論をぶち上げてそれってどうなの?とか、1度にあれもこれもは無理なんじゃ…と心配になることもあるのですが、今のお子にはそれが必要なのかもしれません。
ついつい私は無理はさせないようにとか、守りたい気持ちが先に立ってしまうのですが、失敗しても、途中で挫けても、そこまではやらせてみる、少し強引でもそのように仕向けてチャレンジさせてみるその勇気は、男親の家人ならではなのかもと思うのです。
なかなか体調が万全にならず、登校も難しくなっていたお子が、昨日は家人と約束して遅刻ながらも自力で登下校しました。
朝はまだふらふらしていて、目も虚ろな感じだったので、せめて行きだけでも車で送りたいと家人に話したのですが、本人が行くと言っているのだから自力で行かせるようにと言われてしまいました。
学校でもかなりぼ〜っとしていたようですが、ヘトヘトながらなんとか自力で帰宅しました。
そして今日も部活の大会に朝から出かけて行きました。
昨日だったでしょうか。
作家の宮下奈都さんが、テレビで子育てについて語っていて、失敗する機会を奪っちゃいけないと話していました。
お子が小さい時は、そんなことも考えていたはずが、お子が今の状態になってからは、ついつい過剰に手を貸してしまっていたのかもしれません。
時に父の力で背中をグッと押してやることが必要なんだと改めて感じた出来事でした。
とはいえ、手を離すタイミングや勇気を振り絞るのは難しいです。
まず自分が冷静に客観的な判断ができなくちゃダメですよね…。