桃が好き

はてダからの移行をとうとう決行したのだ

ウルウル親子

今日は午後から大手家電ショップへ家族でお出掛けして、やっと地デジ対応TVを購入してきた。
行ったお店は説明を聴くだけでも受付をして順番を待つシステムだったのだけど、1時間待ちを覚悟していたら思いの外早く順番が来てラッキーだった。あんなに大混雑だったのにね。
もうだいたい希望の商品は決まっていたから、担当になってくれたお店の人にアレコレ最終確認をして決めてしまうはずが、やっぱり決められない派の家人は、もう少し考えると言いだしたから「へ?」だよ。当然次々説明を待つ人がいるので、担当の店員さんは次のお客のもとへ行っちゃうし・・・とほほ。これで購入を決めても、また1から順番待ちだよ(ぶ〜っ!)
そのうち最初は展示用TVに映し出されていた《しやがれ》の再放送を観て楽しんでいたお子も少々飽きてきて、別のフロアにあるゲームコーナーに行ってもいいかと言いだした。こんな時に限って自分のケータイを充電不足だったからと家に置いてきたというし、私は反対だったのだけど、家人が自分のケータイを持たせるからという話になって渋々了承。「ちゃんと電話がなったら出ること」「変な人がいたら直ぐにお店の人に言うこと」を言い聞かせて行かせたのだ。
ところが途中何回か連絡した時は、言いつけどおり直ぐに電話にも出て、一安心していたのだけど、いざ用事が終わってお子のいるフロアへ迎えに行くと、どこを探してもお子の姿が見当たらない。電話を鳴らしてもずっと呼び出し音が鳴り続けるだけで一向に反応が無いし、その内応答が無いと勝手に切れてしまう。そんなことを3〜4回繰り返しているうちにドンドン不安が増してきて、まずはパソコン用のマウスを見に行っている家人に伝えなくちゃと歩きだした。
もう!お子の自分のケータイならGPSで居所検索も出来るのに!とか、何かあったらどうしよう・・・とか、もしかして私たちのいたフロアに戻ってたりして・・・とか、頭の中はグルグルグチャグチャになってきていたから、夫のいるフロアへ急ぐ間にもう一度だけと思ってお子の持つケータイへ連絡をした。そうしたら今度は1コールで応答があった。声も間違いなくお子の声で、それを聴いたら思わず「どこにいたの!どうして電話に出ないの?」と感情に任せて叱りつけてしまった。ビックリしたであろうお子は「どこって、え〜と、なんて言えばいいか分からない。ゲームって看板があるところ」とシドロモドロ。私も「とにかく今行くからそこから動かないで!」と言ってまたお子のフロアへ戻ったのだけど、ホッとした途端に目がウルウルしてきてしまった。程なくお子と無事に合流出来て、どれほど心配したかやここは普段行き慣れているショッピングセンターとは違うのだとかいったことを、これでもかと話しているうちにまた涙が出てきた。私のあまりの様子に普段と違う気配を察したお子も一緒にウルウル。親子でウルウルしながら家人のいるフロアまでシッカリ手を繋いで戻ったというなんともお笑いな姿。
こんなに焦ったのは、お子が2歳の時に大混雑のデパ地下で逸れてしまった時以来だなぁって夜になって思い出していた。あの時も相当焦ったけど、今回も随分寿命が縮まった気分。
いつもピッタリ側にいて見ている訳にはいかないことは解っているけど、こんな世の中だから・・・ねぇ。
いったいお子が何歳になったらこんなことでヒヤヒヤすることが無くなるのだろう。