桃が好き

はてダからの移行をとうとう決行したのだ

観てきたよ

《プリンセストヨトミ》


本日は、仕事が早番だったので夕方から観に行ってきた。
何故か原作未読のお子も一緒に観たいというので、連れて行ったのだけど、いつも映画館の大音量に圧倒されて、観始めてまもなく「疲れた」とか「具合が悪くなってきた」とか言いだすのだ。もう!こっちは楽しみにしてたんだから!と大人げなくイラッとするヒドイ親。でも、放っておくと「慣れてきた」とかご丁寧に報告してくるからいいのだ(笑)
・・・で、肝心の映画はっていうと(以下、ネタばれじゃ)
映画が完成して、公開までの間、番宣であれこれ情報を聞くまでは、てっきり原作通りの配役だと思っていたから、どうも綾瀬はるかちゃん=旭、まーくん=ミラクル鳥居ってのにピンとこなかったんだけど、ついこの前、逆なのだと知って妙に納得。だって綾瀬はるかちゃんはミラクルって感じだもんね(笑)
この配役だけじゃなく、ストーリーも設定も映画用に結構変更されていて、あら?そう?なところが多々なのだけど、これはこれでいいかとそれ程抵抗なく観ることが出来た。
劇中、本当に沢山お好み焼やたこ焼き(アイスクリームもだけど)を食べるシーンがあって、美味しそうで食べたくて堪らなくなる。大阪行きたい!
原作でもジーンとした府庁前で真田総理が大阪国については父から子へ語り継ぐのだと伝えるシーンは、映画でもやっぱりグッと胸を掴まれる。中井貴一っていい役者だな。
松平は原作よりキレキレじゃなく少しホワッとした感じで、あの時折見せる気の抜けた表情が妙に可笑しくてそれも良かった。もっと映像で観たいエピソードが沢山あったけど、原作のあのボリュームを全部映像化することは映画じゃ尺的にムリだよね。仕方ないか。最後にひとっこひとり居なくなった大阪の街を走り回るミラクル鳥居のゆさゆさ揺れる胸元は一見の価値があるとオッサン的な感想も書いておく。最後っていえば映画の最後のシーンも思わず「あっ!!」と声が出てしまった。だって・・・ねぇ!