桃が好き

はてダからの移行をとうとう決行したのだ

心の強さを

今週末、父が大腸カメラの検査を受けることになった。以前から調子が良くなかったらしくて、かかりつけの病院の勧めで検査が決まった。消化器系があまり強くない父は、昨年胃カメラの検査を受けて、その時にひょんな事から前立腺ガンが見つかった。今はホルモン治療中なのだけど、その最中の大腸カメラ。受診を決めたはいいけれど、数日前からの食事制限や検査結果がどう出るかを考えて憂うつになってきたらしく「やっぱり止めようか」と母にこぼしていたらしい。
大腸カメラの大変さは母の時に見ているので良く解る。母も数年前、消化器系からの出血による貧血が見つかってCTや胃カメラ、大腸カメラと検査を受けた。なかなか原因が判らず検査が続き本当にシンドそうだった姿を付き添って側で見てるのも、結果大腸ガンが見つかって入院し手術を受ける姿を見るのも辛かった。周りが落ち込んでいるわけにはいかないとなんとか気持ちを奮い立たせてはいたものの、当時不安で本人以上に食欲もなくやつれていく父の様子も忘れられない。
昨日、朝から実家へ遊びに行っていたお子を、仕事終わりに迎えに行って、そのまま夕食を食べてきた。お子と過ごすひと時に楽しそうではあるものの、どこか元気のない二人。先日参加した1泊のバスツアーの疲れが残っていただけではないような気がした。
正直、私も母の時の記憶が頭の中をチラついて、とてつもない不安が襲ってくる。でも、昨日の夜は最良の結果であることを信じる気持ちと、たとえどんな結果でも受け入れる覚悟を持とうと言い聞かせて眠りについた。どんな時も二人をサポート出来る心の強さを持てますように。