桃が好き

はてダからの移行をとうとう決行したのだ

ムサシ

セットの転換後、動く竹林とその中を透けてくる日の光。
アーデンの森を観た時にも思ったけど、照明ワークが素晴らしくて「ほぉ〜」ってなりました。
今回はたった一度の観劇だったので、比較対象が何もないんですけど、真摯に、ひたすら真摯に演じつづけるムサシや小次郎と、ソレを程よくイジるベテラン勢の楽しげな様子が面白かったです。
劇場中が常に笑い声に溢れていた前半は、私もついつい声を出して笑ってしまいました(笑)
あと、甘えん坊で拗ねてみたり泣いてみたりの小次郎が、実に小栗くんぽくて好きでした。コレが当て書きの妙というんでしょうか。
席は後ろから数えた方が早いくらいのところだったので、表情とか細かい様子が感じられなかったのが残念でした。
オペラグラスは視界が狭められ過ぎて好きじゃないので、結局最後まで細かいところは解らず仕舞いでした。
せめて、あと1回でも観れて、欲を言えばそれがもっと舞台に近いポジションだったらと思わずにはいられませんが、そうだったらそうで、また必要以上に肩に力の入った観劇になってしまったはずなので、まぁヨシとしましょう。
和服での所作や足捌きがやっぱり藤原くんの方が上手かったとかも、今回はヨシとしましょう(笑)