桃が好き

はてダからの移行をとうとう決行したのだ

オジサンに測られる

朝から特定検診に行ってきた。
家人の会社の系列病院で受けると、
今回、無料で子宮がん検診と乳がん検診も受けられるっていうので、
初めて行ってみたのだけど・・・
長くなるのでたたみましょっ


8時半までに来てくれというので、
ワタワタ支度をして行ってみたら、
裏口(?)から入ったせいか、
受付もなくてキョロキョロ。
なんとなくその場に通りすがったオジサン*1
「健診?お名前は?」と訊ねられたので、
「はい、○○です。」と答えてみると、
そのまま、
「はい、じゃ、着替えてこの控え室で待ってて」といきなりロッカーのキーを渡された。
既にこの時点で私の頭の中は「このオジサン誰?」度がどんどんアップしてるわけだけど、
当然、そんな疑問に答えてくれる人もいない。


言われるがまま、着替えて控え室に行ってみると、先客(?)の女性が一人座って雑誌を見てらした。
少し間をおいて入ってきたさっきのオジサンに、テーブルを挟んで向かいに座るよう促され、ここでも言われるがまま座る。
オジサンの手には、今日の私の健診項目やらが書かれた書類の挟まったファイルがあって、それを広げて説明が始まった・・・と思ったら、そのまま忘れ物を取りに行ったり、不要なものを捨てに行ったりでなかなかスムーズに話が進まない。
そして、何よりそうやって席を外す時も、オジサンの持っていた私のファイルは全開に開かれたまま、もう一人いた先客の女性の前に投げ出されたままだ。
当然、私の超個人情報も丸見え。
その女性も、当然気になるらしく、チラッと見ては視線を外すのを繰り返す。
私はと言えば、それを閉じるべきなのか、どうなのかを迷ったまま、結局ファイルを睨み付けたまま固まっていた。
ここで私の「このオジサン誰?」度は既に90%。


そんなことを気にしながらの説明もやっと終わり、いよいよ健診のスタートとなり、オジサンに先導されて最初の身長・体重を測定する場所へ移動。
そこにいた、看護師の女性にそのファイルが渡されて・・・と思っていたら、なかなかオジサンってばファイルを渡さない。
その看護師さんもファイルを寄越せと言わない。
「アレ?アレ?」と思っているうちに
オジサンが言った。
「はい、○○さんどうぞ!」
その「どうぞ」は体重計へ上がれという意味の「どうぞ」だぞ。
そして、オジサン、おもむろにファイルを広げて鉛筆を持ちました。
「ウッソ〜!オジサンが測るのか??」
そうです。ウソではありません。オジサンが測るのです。
え〜い!!もう、ココまで来たら、ヤケクソだ!!
乗ってやったわ!!体重計!!
そして、私より背の低いそのオジサンに身長も測ってもらって出来上がり。
当然「このオジサン誰?」メーターは振り切れました。


それ以降の健診は、いつの間にかオジサンは姿を消し、フツーに進んでいったので、結局最後までそのオジサンが誰だったのかは誰も知る由も無い。
一応、帰り際、スタッフルームを覗いてみたけど、姿もないし、まさかアレは私の身長と体重を調べに来たどこぞのスパイ?何のためにその情報を?って有り得ねぇ〜(汗)

*1:フツーに白いワイシャツを着て、濃紺のズボンを穿き、ネクタイをしています・・・どう見ても医者じゃぁないわな