桃が好き

はてダからの移行をとうとう決行したのだ

《しあわせのパン》

観てきたよ。
ギリギリだったけど、舞台挨拶も無事に最後まで参加出来たし。よかった♪
以下ネタばれありなので、一応たたんどきます。
まず映画の感想はっていうと、なんとも大泉演じる水縞尚さんが大きくて温かくてな男前っぷり。
あんなにゆったりふんわり包まれたらどんなに幸せだろうと思わせるいい男だった。
そしてそんな尚さんが焼くパンのなんと美味しそうなこと。ご飯大好き人間としてはどんなに美味しそうなパンであっても、毎食パンってのは無理なのだけど、それでもあの焼き上がる時の窯の中でもパリッパリッていう音がホントに食欲をそそって、そのパンたちと一緒に出てくるスープやお料理も堪らなく美味しそうだったから、思わず仕事に向かう途中にパンを買っちゃった。
ストーリーは季節ごとにカフェに訪れる客とのお話3編の構成なのだけど、、それぞれのキャラクターの描き方が少し薄い感じがして残念だった。あと、実際の北海道とくに舞台になっている辺りの土地ではあり得ないなって思わせることがあれこれあって、それはあくまでもファンタジーだからって思っていないと、ん?ん?となってしまいそうなのだけど、全体的にゆったりした時間が流れていて、穏やかに観ることが出来る映画だったよ。そして何より、エンディングで流れた主題歌。単に私の事前の情報不足だったのだけど、矢野あっこちゃんの声に続いて、清志郎の声が聞こえた途端に心臓がキュッとなって泣けてしまった。えっ?本編では泣かなかったのに、ここで?って感じだったんだけど、監督曰く、この曲ありきの映画ってことでもあったし、私にとっては大きなサプライズだった。
舞台挨拶は上映後で監督と主演のお二人が登場。にこやかに登場した監督と生原田知世に続き、胸のあたりで小さめに手を振りつつ通路の左右に視線を移しながらニコニコと大泉登場。
通路のすぐに座っていたのだけど、まず目の前を通った生原田知世の顔の小ささにブホッとなった。
でも、スクリーンに映し出された時にも思ったけど、あらゆる手段を使ってシワしみも一切なくってっていう女優さんに比べたら、普通に年齢なりにシワなんかもあって、でありながらちゃんと可愛くて、あ〜、この人は普通に暮らしてちゃんと年を重ねてるんだなぁって感じた。洋ちゃんはとにかく喋ってた(笑)いつも通り。バリバリ北海道弁を使いまくって、司会の女性との絡みも軽快で終始楽しい舞台挨拶だった。
終わってみると思っていたより時間が過ぎていて慌てて仕事へ向かった。
仕事は相変わらず忙しかったけど、でも楽しい時間の後だしってことで頑張っちゃったもんね(笑)